ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
作業場所 | 木造アパート |
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依頼内容 | 汚染布団・汚物の梱包処理、ウジとハエの駆除、消臭消毒、遺品整理、不要物の梱包搬出 |
作業時間 | 延べ3週間 |
作業人数 | 延べ6名 |
作業料金 | 245,000円(税別)ごみの処分費は別途 |
ウジとハエの駆除でお困りの方はご連絡ください!
肉体の腐敗はすすみ、布団には大きな体液ジミが発生。
多くのウジも見受けられ、その後、この部屋はハエまみれになる運命にあった。
遺体汚染が畳にまで到達しているかどうか確認するため、敷布団をめくってみた。
すると、そこには、驚愕の光景が。
丸々と太ったウジと、ハエになる前の蛹(さなぎ)が、無数に。
驚いたのはこちらだけでなく、ウジ側も同様。
全体で固まっていたものが、散り散りに拡散逃亡しはじめた。
その光景に、更に、こちらも動揺。
建物の隙間を抜けて、他の部屋に侵入されでもしたら大変。
アパート中が大騒ぎになってしまう。
そうならないよう、急いで掃除機を持ってきて、素早く吸引した。
ちなみに、市販のウジ駆除剤は、ほとんど効かない。
その上、それはそれで、不快な刺激臭があるし、更に畳を汚してしまう。
冷凍死させるか熱湯死させるか、今回のように物理的に除去するしか手はない。
ただ、現場では、冷凍も熱湯も実用的ではない。
で、原始的ながら、掃除機で吸うのがもっとも有効なのである。
しかしながら、発生したウジの100%を除去できた保証はない。
念のため、大家に状況を説明して、他の部屋にウジ・ハエが侵入してくる可能性があることを伝え、注意喚起。
ただ、幸いなことに、その心配は現実のものとはならずに済んだ。
初日に逃げのびたヤツもいたようで、その後、当室には、数日に渡ってハエが発生。
殺虫剤はウジには効きにくいけど、ハエにはよく効く。
せっかく生き延びた者を始末するのは気の毒ではあったが、当然、放っておくわけにもいかず。
スプレー式の殺虫剤で撃墜し、最後に掃除機で吸って、害虫との戦いは終わったのだった。


