ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
現場は単身者向けのワンルーム賃貸マンションであり、室内は生活用品が一定程度残置された状態であった。
ユニットバスの扉部には、使用状況からロープ状の物品を掛けていた痕跡が確認されており、浴室内において事案が発生したものと推察される。
なお、詳細な状況については関係機関の確認内容および現場状況に基づくものである。
管理会社からは、次の入居者募集およびリフォーム工事の実施に支障がない状態までの原状回復を求められており、具体的には残置物の撤去、浴室を含む室内全体の特殊清掃、ならびに消臭・消毒作業の実施が必要とされた。
あわせて、原状回復工事の前段階として、施工業者が立ち入り可能な衛生状態の確保が必須条件とされていた。
作業範囲としては、まずユニットバス内の特殊清掃を最優先とし、汚染箇所の確認、洗浄、除菌および脱臭処理を段階的に実施する計画とした。
次に、浴室内の環境改善が完了した後、室内全体に残されている遺品の確認および仕分け作業を行い、依頼者であるご遺族の意向を確認しながら、必要物品と不要物の選別を進めることとした。
遺品整理の完了後には、残置物の撤去作業を実施し、生活残置物をすべて搬出することで室内を空室状態へと戻す工程とした。その後、浴室および室内全体に対して再度の消臭・消毒作業を行い、臭気の残留および衛生面の懸念を可能な限り低減させる対応を行う方針とした。
消臭作業については、単なる表面的な脱臭ではなく、発生源の特定および除去を前提とした薬剤処理と機械的脱臭を併用し、段階的に臭気レベルの低減を図る方法を採用した。
また、消毒作業については、感染症対策の観点も踏まえ、浴室内および接触が想定される箇所を中心に、適切な濃度管理のもとで実施した。
作業完了後には、管理会社の求める水準に準じ、リフォーム業者が入室可能な状態であることを確認することを最終目標とした。
なお、原状回復工事にかかる費用負担および責任範囲については、管理会社および関係者間にて別途協議事項とされているため、本作業範囲には含めず、清掃および遺品整理、消臭・消毒までを当社対応範囲とした。
本件は、精神的負担の大きい状況下での依頼であったため、遺族の意向を尊重しつつ、必要最低限の確認事項に限定した対応を心がけ、現場対応にあたった事例である。
| 作業場所 | 賃貸マンション ユニットバス |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、消臭消毒、残置物撤去 |
| 作業時間 | 延べ3週間 |
| 作業人数 | 延べ5名 |
| 作業料金 | ― |
ユニットバス内の特殊清掃に関するお問い合わせはこちらへ
東京都世田谷区周辺の対応地域
杉並区、渋谷区、目黒区、大田区、調布市、三鷹市、狛江市、神奈川県川崎市多摩区・高津区・中原区
ヒューマンケアの事例紹介Example
解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
孤独死した故人が腐敗した事例まとめ編㉓
孤独死した故人の身体が、もとの型を失うくらいにまで腐敗してしまった案件。
一方は床がカーペット地、もう一方は畳敷き。
ときに、それは厄介な事象を生み出す。
これらは、フローリングやクッションフロアに比べると、液体の浸透性は高く、遺体から発生する不衛生物を吸収しやすい。
また、その汚染は床下に向かって進みやすくもあり、内装材や建具そのものはもちろん、下地までダメにしてしまうことも多い。
したがって、「特殊清掃」と言っても、実際に清掃できるのは表面だけ。
しかも、固形物を取り除くくらいのことで、ほとんどの汚染は残留してしまう。
つまり、「清掃」とは名ばかりで、主たる作業は、「不衛生物の処理」「汚物の除去」ということ。
とは言え、対象は、相当に汚染された物になるわけで、それを建物から分離除去するには、なかなかの労力を要するのである。ペット臭 特殊清掃 消毒・消臭
ペット飼育と孤独死現場の消毒消臭事例まとめ編④
ペット飼育と孤独死の現場で消毒消臭を請け負った案件。
どちらとも、特段の汚染や異臭はなく、特に問題があるようには感じず。
しかし、世の中に「潔癖症」や「神経質」な人がいれば、その逆の人もいるように、衛生的な感覚については、人それぞれの感性がある。
この類のことは、きわめてデリケートなもので、「正しい」とか「間違っている」とかで判断できるものではない。
気にならない人にとっては気にならないが、気になる人にとっては気になって仕方がないのである。
したがって、「消臭」とか「消毒」といった作業は、依頼者の感性に合わせる必要がある。
とは言え、Before・Afterの違いを、ハッキリと目に見えるかたちで示すことが困難なものでもある。
だからこそ、依頼者の要望を細かく聞くことはもちろん、依頼者が言葉でうまく説明できない部分を汲み取って作業プランに反映させること、及び、丁寧に作業内容を説明し、納得してもらった上で施工することが大切なのである。特殊清掃 消毒・消臭
死後推定5日 特殊清掃と簡易消毒事例103【東京都江戸川区】
管理会社より、「当社で管理する賃貸物件において孤独死が発生したため、特殊清掃を依頼したい」とのご相談をいただいた。
発見時の状況としては、死後推定5日程度が経過しており、「室内の臭気が非常に強い」との説明を受けた。
また、残置物については保証会社にて撤去対応を行う予定であり、家財搬出完了後、速やかに清掃および消臭消毒作業を実施してほしいとの要望であった。
ご依頼時点では、管理会社としても室内状況の詳細把握が難しく、原状回復工事へ支障なく移行できるレベルまでの消臭・除菌・清掃を希望されていた。
そのため、当初は中度から重度程度の特殊清掃案件を想定し、状況によっては床材撤去やオゾン脱臭機の長時間運転、複数日にわたる消臭工程なども視野に入れたうえで日程調整を行った。









