事例紹介

ヒューマンケアの事例紹介Example

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特殊清掃撤去(自殺腐乱遺体)の事例㊶ 【東京都世田谷区】

訪れた現場は、高級住宅街を多く擁する東京23区の中でも人気上位の区。
現場は、そんな街に建つ賃貸マンション。
そこに暮らしていた30代前半の男性が自殺。
暑い季節であったうえに発見にも時間がかかり、遺体はかなり腐敗。
重汚染が床に広がり、重異臭が発生していた。

故人の職業はフリーター。

主な収入源は飲食店でのアルバイトだったよう。

あとは、実家の親からの仕送り。

部屋には、いくつかの楽器や音響装置、楽譜や音楽関係の書籍が置いてあった。

親の支援を受けながらのアルバイト生活で、プロのミュージシャンを目指していたようだった。

 

実家は、北陸の某県。

今回の件を受けて父親が上京。

ただ、父親は、警察・管理会社・葬儀会社等との間で生じた事務的な手続きや処理を済ませただけで現場には来ず。

後のことは管理会社が一任され、終始、遺族と当方とは直接関わらず。

平常心ではいられるはずのない遺族が、「部屋の後始末には直接関わりたくない」という気持ちを抱く気持ちは痛いほど理解できた。

 

汚染の具合は「重症」と騒ぐほどではなかったものの、深刻なものではあった。

フローリングの床は、血・脂・体液などが混ざった腐敗液が汚染。

それらが、固体・粘体・液体と、様々な様態で残留。

異臭も重症。

高濃度の腐乱遺体臭が充満し、家財一式はもちろん、上下前後左右の内装から建具・設備まで充分過ぎるほど浸透付着していた。

 

とは言え、必要な作業プロセスは平準なもの。

装備(ノウハウ)と根気は要するものの、難しい技術や疲弊する程の体力は要らず。

最も厄介だったのは室温。

夏の暑さは強敵なのだが、近隣のことを考えると窓を開放することは困難。

サウナ状態での作業はなかなか酷なものとなったが、事前に頭に描いた通りに作業は進み、想定通りの仕上がりに到達することができた。

 

もちろん、それで部屋は原状を取り戻すわけではない。

内装改修工事は必須。

ただ、当初から、内装工事は管理会社のグループ会社が施工することが決まっていた。

当方の役割は、工事会社が普通に仕事できるくらいにまで部屋を戻すこと。

消臭作業の残り香と、腐敗遺体液に侵蝕された床材に多少の難が残ったものの、無事に引き渡すことができたのだった。

 

※詳しい話は「特殊清掃 戦う男たち(夢の跡・前編)

作業場賃貸マンション
依頼内容特殊清掃 遺品整理 家財搬出
作業時間5時間
作業人数2名(延べ人数)
作業料金90,000円(税抜き)※ごみ処分代別途

                   

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