ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
ゴミ屋敷清掃
ゴミ部屋・ごみ屋敷・本屋敷片づけ事例まとめ編㉒
「ゴミ屋敷」「ゴミ部屋」の片づけをした案件。
通常、「ゴミ部屋」「ゴミ屋敷」というと、日常生活から出るゴミが屋内・室内から排出されず、溜まりに溜まって、床が隠れるくらいにまで、場合によっては、天井に達するくらいにまで堆積するケースが多い。
しかし、一件は、このようなケースとは趣を異にしていた。
溜まっていたのは、生活ゴミではなく本。
「ゴミ屋敷」というより「本屋敷」「書籍屋敷」といったところ。
ただ、ほとんど紙ゴミだったため、仕分けの手間はほとんどいらず、その部分では効率的な作業だった。
もう一件は、ありがちな「ゴミ部屋」
多種多様のゴミが混合しており、更に、かなりの必要品も混ざっており、なかなか手間のかかる作業に。
同時に、取捨錯誤のトラブルを起こさないために神経を使う作業となったのだった。
①本屋敷の片づけ【東京都墨田区】
本の整理整頓・片づけはお任せください!

現場は、木造の古い一戸建。
「ゴミ屋敷」ならぬ「本屋敷」。
いや、「本屋敷」と表記すると別の意味にもなってしまうので、「書籍屋敷」とした方が適正かも。
家主はかなりの読書好きだったのだろう、相当の量を買い込んだよう。
一方で、買ってばかりで処分せず、次第に家には本が溜まるようになり、徐々に部屋を埋め尽くしていき、結局、普通に生活できないくらいまでの量に。
暮らせなくなった家主は別に居をかまえ、この家を物置にするように。
本はますます増えていき、一階部分は天井近くまで本が詰め込まれているような状態だった。
片付けの依頼者は、この家の主。
ただ、キッカケとなったのは、自らの動機ではなく、この状況を黙って見ていられなくなったのは近隣住人。
ここは、狭い区画に、ひしめくように家が建ち並ぶ地域。
家主が、時々、ここに出入りする姿が目撃されており、家が「書籍屋敷」になっていることも勘付かれていた。
こんなところで火でも出たらひとたまりもないし、下手をしたら家屋ごと倒壊する恐れもある。
周辺の住人あげて家主と談判し、片付けることを約束させた。
片付けの対象は、ほとんど本。
本来なら古本屋にでも引き取ってもらえばよかったのかもしれないけど、そうするには難がある感じ。
全体的に保管状態がよくなく、傷みが激しい部分もあり、とにかく、安全に中に入ることができない状態。
とても、査定・鑑定してもらえるような状況になく、結局、ゴミとして処分するしか術はなかった。
一般的に、家財の中で重量物として知られているのはピアノや金庫。
しかし、もっと身近なところにも重量物はある。
それは、液体と紙。
普段は何の気なしに手にするものだけど、量がまとまれば相当の重量物となる。
案の定、本件でも、一階の本を片付けてみると、床は、その重量に耐えられず崩壊していた。
また、二階も気がかり。
二階の床が壊れているとなると、作業の危険性が高まり、場合によっては、作業の続行ができなくなる可能性もある。
ただ、幸い、二階の家財は一般的な量で、問題の本は階段の途中で止まった状態。
おそらく、一階がかなり埋まってきたため二階への階段を下から積み上げていったのだろうが、階段の上り口が埋まってしまって、それより上には上がれなくなったものと思われた。
ゴミの種類としては、単なる紙ゴミ。
湿気を帯びてカビがきているような部分はあったが、酷く腐食しているようなところはなし。
その重量には閉口したものの、細かな仕分けは必要なく、効率的な作業が可能。
また、再生紙の原料になるので環境にも優しく、ちょっとした社会貢献感もあり。
それなりの体力を必要としたが、難しい作業ではなかった。
いつもと違う緊張感を要した仕事だったが、近隣の協力もあり、家屋は無事に空き家に。
倒壊も火災も未然に防ぐことができ、作業完了時は、近所の人々とともに安堵。
依頼者だけでなく、地域の人にも感謝してもらうことができ、重い疲労感はありながらも、大きな達成感を覚えることができた現場だった。
| 作業場所 | 木造一戸建 |
|---|---|
| 依頼内容 | 本の梱包搬出、家財の撤去 |
| 作業時間 | 延べ2日 |
| 作業人数 | 6名 |
| 作業料金 | 350,000円(税別)家財処分費別途 |
墨田区周辺の対応地域
台東区 江戸川区 足立区 葛飾区 江東区 中央区 荒川区
②ゴミ部屋問題も解決【埼玉県館林市】
ゴミを溜めてしまっても一人で悩まないで!

現場は賃貸マンションの一室。
依頼者は、そこに暮らす女性。
部屋には、かなりの量のゴミが堆積。
食品ゴミ・衣類を筆頭に、カバン・バッグ類や化粧品など、日常で使っている生活用品とゴミが細々と混ざっているような状態。
ただ、不幸中の幸いで、ゴミの中には食べ残し・飲み残し等の腐敗系ゴミはほとんどなし。
多少の菓子クズが残っていたくらい。
したがって、著しい異臭や害虫の発生もなし。
内装建材も腐食している可能性は低く、掃除で復旧できる可能性が高そうに思えた。
難しかったのは、「すべてがゴミではない」というところ。
家具家電はもちろん、衣類や靴をはじめ、バッグや化粧品等、たくさんの必要品がゴミに混合。
それを、いちいち分けていかなければならず。
もちろん、「貴重品・必要品の取捨錯誤・滅失損傷は免責」とする契約にはしてあったが、だからといって無神経にやっていいことにはならない。
あらかじめ、捨ててはいけない物・捨てたくない物のリストを作ってもらい、作業中、判断に迷ったものは残しておき、後で、女性の確認をとることにした。
恥をさらすようで嫌だったのだろう、女性は作業に立ち会わず。
いくらゴミ部屋といっても、自分の部屋を見ず知らずの他人にひっくり返されることを受け入れるって、ある種の勇気がいることだと思う。
もちろん、見ず知らずの他人だから頼めるってこともあるのだろうけど・・・
とにもかくにも、できるかぎり、慎重かつ迅速な作業を心掛け、請け負った仕事を進めた。
基本的に、家具や家電は残置。
あと、洋服・靴・バッグ・化粧品・装飾品、きれいな状態に保たれている生活消耗品も。
気になったのは、ゴミに埋もれていた洋服。
シワシワになったものや、カビが出てしまったようなものもあり、見た目は、ほとんどゴミ。
ただ、保管品として指定されているし、「捨てるor捨てない」の判断は、依頼者にしかできない。
あとは依頼者に任せるしかなく、簡単にたたんで部屋の隅に積み上げておいた。
作業が終わると、完全に隠れていた床も姿を現し、全体的にかなりスッキリ。
また、当初の予想通り、内装建材に汚損腐食はなく、砂のようになったホコリや菓子クズが残留したのみ。
これは、掃除機と雑巾がけですぐにきれいに。
帰宅して部屋を確認した女性は、「こんなに丁寧に分けていただけるとは思っていませんでした」と、判断に迷った洋服を含め、必要品をキチンと分別したことを大いに評価してくれ、また、「ここまできれいにしてもらえるとは思っていませんでした」と、作業の成果を大いに喜んでくれたのだった。
| 作業場所 | 賃貸マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 必要品と不要品の分別梱包、ゴミの搬出、簡易清掃 |
| 作業時間 | 4時間 |
| 作業人数 | 4名 |
| 作業料金 | 128,000円(税別)ごみの処分費は別途 |
館林市周辺の対応地域
邑楽郡邑楽町 千代田町 明和町 板倉町 栃木県足利市 佐野市
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特殊清掃 遺品整理
自死部屋の遺品整理事例㊽ 【東京都墨田区】
依頼された仕事は遺品整理。
依頼者は中年の女性で、「遺族」とのこと。
現場は、賃貸マンション。
総戸数は多くない小規模マンション、間取りは1DK、単身者用の物件。
とにもかくにも、事前の現地調査と見積提出は必須のため、まずは現場で会う約束を交わした。
遺品の持ち主は女性の妹。
女性の外観年齢から推定した行年は50前後、死因は自死だった。
生きていれば「若い」とはならない中年ながら、寿命として考えると若い。
そんな妹の死を受けた女性は戸惑い悲嘆。
「一人では遺品整理になかなか手をつけることができない」とのことで、当方に助力を求めてきた。特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭 害虫駆除
孤独死現場の特殊清掃事例まとめ編⑳
洋室で住人が孤独死し、その後、重度の汚染ともに発見された案件。
一方は賃貸アパート、もう一方は故人所有の一軒家。
特殊清掃・家財処分・消臭消毒をはじめ、場合によっては内装解体・内装復旧工事と、どちらも必要な作業・工事に大きな差はないが、遺族等、故人側の立場からすると、他人に権限のない故人所有の物件の方が、物事を進めやすい。
近隣に影響のないことは自己の裁量で決められるから。
一方、賃貸の場合は、金銭的な問題を筆頭に、大家・管理会社等との協議事項も多く、事と次第によっては、争いごとに発展することもある。
とりわけ、アパートやマンション等の集合住宅では、事態が他住人の生活に影響することもあるので、なかなかの手間をともないながら、細かな神経を使うことになるのである。特殊清掃 消毒・消臭
和式便所 洋式トイレの特殊清掃事例まとめ編㉜
住人がトイレで孤独死し、発見が遅れてしまった案件。
一件は、昨今では見かけることがなくなった、一時代も二時代も前の古い和式便所。
数々の現場を処理し、凄惨な光景には慣れているはずの当方でも驚くくらい深刻な状況。
もう一件は、一般的な洋式トイレ。
目立つ汚染はあったが、それほど深刻な状態ではなし。
一口に「孤独死」と言っても「体調急変による急死」とは限らない。
身体が徐々に衰えていき、意識が徐々に薄れていき、眠るように亡くなる人もいるはず。
ただ、そういった人の多くは、布団やベッドに横たわっているだろう。
しかし、本件のように、トイレで亡くなる事例は、本当に「急死」だったことが伺える。
何の対処もできず逝ってしまったことを考えると、「急なことで気の毒」と同情もできるが、「長患いなく、ポックリ逝けてよかったのかも・・・」と受け止めることもでき、その心境は複雑なものになるのである。








