事例紹介

ヒューマンケアの事例紹介Example

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トイレの特殊清掃事例51 【埼玉県ふじみ野市】

内装設備の工事会社から問い合わせが入った。
「知り合いが持っているアパートがゴミ部屋になっている」
「ゴミの片付けは、地元の業者が引き受けてくれそう」
「ただ、トイレの清掃は拒否された」
「何とかしてもらうことはできないか?」
そういった相談だった。
そこに暮らしていたのは高齢の女性。
その女性も歳には勝てず、高齢者施設へ転居。
施設に持って行ける荷物は限られており、あとの処分は大家に任せて出て行った。

女性の居住歴は何十年で、家賃の滞納や近隣トラブル等もなく、“善良な居住者”だった・・・のはずだった。

しかし、大家が部屋に入ってみるとゴミ部屋になっており、内装設備は全滅の状態になっていたのだった。

 

とりわけ、トイレはかなり酷い状態のよう。

ただ、現物をみないと施工の可否は判断できない。

で、現地を訪問。

目の前に現われたトイレは、詰まったまま使われ続けた・・・至極凄惨な状態。

「こんなヒドイの見たことない!」ということはなかったけど、これまでの施工実績をもとにした“汚手洗ランキング”でトップクラスであることは間違いないことだった。

 

便器の汚染もさることながら、ユニットバス自体の経年劣化や生活汚染も軽くはなし。

本来なら、解体撤去して新しい設備を入れるのが適当。

しかし、それには、50万円以上の費用がかかる。

また、部屋には他にも修繕しなければならないところはたくさんある。

大家は「一番費用のかかるユニットバスは清掃で復旧させたい」と考えているそうだった。

 

しかし、便器は重々々症。

どこまできれいにできるか、やってみないとわからない。

また、詰りの原因によっては設備業者の手を借りなければならないこともある。

正直なところ、やりたい仕事ではなし。

とは言え、無碍に断ることもできず、「成果保証なし」という条件で請け負うことにした。

 

これまでも似たようなトイレを掃除してきた経験はある。

幸い、陶器(便器)は腐食することはなく、色素が浸透沈着して変色シミが残留することもほとんどない。

見合った洗剤・道具・根気、そして“コツ”を持っていれば、かなりいいところまできれいにできる。

ただ、メンタルへの負荷は少なくない。

どうしても、作業前は憂鬱な気分になってしまうので、その辺と折り合いをつけるのも“コツ”の一つだった。

 

まずは、大量に溜まった糞便の除去。

小さな便器が相手では、主な道具は“手”となる。

見た目の気持ち悪さ、強烈な臭さ、そして手に伝わる不気味な感触・・・

そんな中、その“手”が、便器の奥から詰りの原因であるビニール袋を引っぱり出してくれた。

手袋を着けているとはいえ、なかなかのスリルがあった。

 

格闘の末、トイレはほぼ元通りの姿を取り戻すことができた。

当初は依頼者も、「古いアパートだし少々の傷みや汚れが残っても仕方がない」と、半ば諦めていたよう。

それが、良い方に裏切られたわけで、当方の仕事ぶりを高く評価してくれ、また、その労苦をねぎらってくれた。

トイレもきれいにでき、依頼者も喜んでくれ、施工した当方も満足。

キツい仕事であっても やり甲斐の一片を感じることができたのだった。

 

※詳しい話は「特殊清掃 戦う男たち(熱中症)

 

作業場所老朽アパート
依頼内容特殊清掃
作業時間1日
作業人数1名
作業料金

        

 

 

               

 

 

           

 

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