ヒューマンケアの事例紹介Example
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特殊清掃 消毒・消臭
70歳代男性の孤独死 特殊清掃および消臭消毒事例97【横浜市緑区】
猛暑日が続く時期に、管理会社より問い合わせが入った。
内容は、同社が管理する分譲マンションの一室において孤独死が発生し、当該住戸および同一フロアに異臭が広がっているため、早急な対応を求めるものであった。
すでに警察による現場確認は終了しており、室内への立ち入り許可も得られている状況であった。
また、遺族もすでに現場にいることから、迅速な初動対応が必要と判断された。
対象物件は自己所有のマンションで、亡くなったのは一人暮らしの70歳代男性であった。
発見時の状況としては、玄関付近から通路にかけて倒れており、そのままの状態で死亡していたとされる。
死後経過日数はおよそ7日と推定されており、気温の高い環境下であったことから腐敗が進行し、体液の流出および臭気の拡散が確認されていた。
現地到着後、まず管理会社担当者および関係者と状況の共有を行い、作業範囲と優先順位を整理した。そのうえで、近隣住戸への影響を最小限に抑えるため、共用部の養生および臭気拡散防止措置を実施した。
室内は玄関から通路にかけて体液の付着が広がっており、床材への浸透も確認された。
まずは汚染箇所の一次除去として固形物および表層の汚染物を慎重に回収した。
その後、専用薬剤を用いた洗浄および除菌処理を段階的に実施し、臭気の原因となる有機物の分解と除去を進めた。特に床下や建材内部への浸透が疑われる箇所については、必要に応じて部分的な解体も行い、根本的な汚染源の除去を徹底した。
並行して、室内全体に対する消臭処理を実施した。高温環境下で発生した強い腐敗臭に対応するため、複数の手法を組み合わせ、空間および素材内部の双方にアプローチした。作業工程ごとに臭気レベルの確認を行い、十分な効果が得られるまで処理を継続した。
作業完了後、室内および共用部の最終確認を実施し、臭気の残存がないことを関係者とともに確認した。これにより、当該フロアに拡散していた異臭は解消され、居住環境の回復が図られた。
管理会社担当者からは、迅速な対応と作業品質について評価の言葉をいただいた。また、同一フロアに居住する住人からも、生活環境の改善に対する感謝の意が示された。
本件は、発見までに一定期間を要した事例であり、かつ高温環境という条件が重なったことで汚染および臭気が進行していたが、適切な初動対応と工程管理により、短期間での原状回復に至ったケースである。
今後も同様の事案においては、関係者との連携を図りながら、迅速かつ的確な対応を行い、周辺環境への影響を最小限に抑えることを重視していく。
| 作業場所 | 分譲マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、消臭消毒 |
| 作業時間 | 2日間 |
| 作業人数 | 2名 |
| 作業料金 | ― |
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解体 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
高齢単身者の孤独死部屋の処理事例84【東京都渋谷区】
夏の終わり頃、自己所有マンションの一室において発生した事案である。
故人は80歳代の女性で、配偶者および子はなく、年金を主な収入源として単身で生活されていた。
発見の経緯は、遠方に居住する甥御様(40歳代)によるもので、一定期間連絡が取れないことを不審に思い、管理会社を通じて室内確認に至った。
室内は施錠された状態で、荒らされた形跡はなかった。
故人は居室の敷き込みカーペット上に倒れた状態で発見され、死後推定時間は約一週間と判断された。
発見時は晩夏であり、室内は高温多湿の環境であったことから、体液の流出および腐敗の進行が確認された。
倒れていた位置には体液痕が明確に残存しており、カーペット表面のみならず、下地のモルタル層にまで浸透している状況であった。
特殊清掃 消毒・消臭
和式便所 洋式トイレの特殊清掃事例まとめ編㉜
住人がトイレで孤独死し、発見が遅れてしまった案件。
一件は、昨今では見かけることがなくなった、一時代も二時代も前の古い和式便所。
数々の現場を処理し、凄惨な光景には慣れているはずの当方でも驚くくらい深刻な状況。
もう一件は、一般的な洋式トイレ。
目立つ汚染はあったが、それほど深刻な状態ではなし。
一口に「孤独死」と言っても「体調急変による急死」とは限らない。
身体が徐々に衰えていき、意識が徐々に薄れていき、眠るように亡くなる人もいるはず。
ただ、そういった人の多くは、布団やベッドに横たわっているだろう。
しかし、本件のように、トイレで亡くなる事例は、本当に「急死」だったことが伺える。
何の対処もできず逝ってしまったことを考えると、「急なことで気の毒」と同情もできるが、「長患いなく、ポックリ逝けてよかったのかも・・・」と受け止めることもでき、その心境は複雑なものになるのである。









