- Q
- 自殺、孤独死の原状回復責任・損害賠償責任の所在は?
- A
借主(入居者)が孤独死によって亡くなっても、賃貸借契約は自動的には終了しない。
契約を解消するためには、相続人との合意によって解約する必要がある。
ただ、通常は、借主の相続人が賃貸借契約の継続を望むことはなく、解約は自然の流れで行われる。
問題となるのは、部屋の原状回復や損害賠償などの金銭的な補償についてである。
発生した物理的瑕疵は具体的な金銭をもってすれば修復できるが、心理的瑕疵を金銭的にどう評価し具現化するかは、デリケートかつシビアな問題なのである。
- Q
- 孤独死現場における消毒、新型コロナウイルス・ノロウイルス等の消毒とは?
- A
薬事法で「殺菌」「消毒」という用語の使用が認められている製品は、消毒剤などの「医薬品」と薬用石鹸などの「医薬部外品」のみ。
「殺菌」と類似する概念として「滅菌」「消毒」「除菌」「抗菌」、更には「制菌」「静菌」「防菌」「減菌」などがあるが、効能・効果を表す際には「殺菌・消毒」とまとめて表記することが多く、同じ概念として扱われることが多い。
- Q
- ペット不可物件で飼育されてしまった場合の対処方法は?
- A
近年、ペットを飼う人が増えているようで、中には、ペット不可物件で隠れて飼っている人もいる。
そして、その多くは、周囲に発覚しないよう、細心の注意を払って生活している。
部屋を汚さないように、内装を傷めないように、ニオイがこもらないように、騒音を出さないよう、こまめに掃除し、糞尿の世話もキチンと行い、ペットの身体を清潔に保ち、ペット共々できるだけ快適に暮らせるよう心掛ける。
そのように、隠れて飼う借主(飼主)の多くは相当に気を配っているわけで、事実、部屋がヒドく汚れたり、内装設備がヒドく傷んだりするケースは少ない。
当社も、そういった案件で相談を受け、消臭・消毒を施工することがある。
- Q
- ペット不可物件で飼育してしまった室内の清掃・消毒・消臭は可能ですか?
- A
未婚者の増加や少子化の影響か、近年、ペットを飼う人が増えてきている。
しかし、賃借物件では、ペットを飼うことが禁止されているところが多い。
それが分譲マンションであっても管理規約でペット飼育を禁止しているところが少なくない。ペットをめぐる問題トラブルは、当社のような専門業者を気軽に活用することをおすすめしたい。
- Q
- ゴキブリの防除駆除は可能ですか?
- A
衛生害虫の代表格、ゴキブリ。
市中には多種多様の駆除剤が出回っており、バツグンに効きそうなCMも多く流れている。
しかし、実際は、駆除しても駆除しても、次から次へと涌いてくる。
戦いの終わりを予感させてくれないくらいの生命力を持ち、人々を悩ませている。
- Q
- 様々な消臭作業を手掛けるヒューマンケアの消臭方法とは?
- A
我が国には、「悪臭防止法」というものがある。
始めの条文には、「悪臭防止法は規制地域内の工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭について必要な規制を行うこと等により生活環境を保全し、国民の健康の保護に資することを目的とする。」とある。
つまり、規制の対象は「工場・事業場の事業活動に伴って発生する悪臭」であって、個々人の私的な日常生活で発生する悪臭は対象外で、当社が扱うような特別汚損現場も同法の規制対象外なのである。
- Q
- 悪臭・異臭・腐敗臭、消臭は難しい?
- A
「ニオイ」というものは不思議なものである。
無色透明で目には見えず、風のように音を発することもなく、温度のように肌で感じられるものでもない。
文字で書く場合でも、「匂い」「臭い」、「香る」「薫る」など、ニオイの源や感じ方によって表現の仕方が変わる。
- Q
- 自殺や孤独死で汚れや腐敗臭の発生した「特別汚損現場」の衛生管理・衛生対策は?
- A
腐敗した遺体が放置されてしまった部屋、ゴミが溜まった部屋、ペットに汚された部屋等々、特殊清掃を要するような特別汚損®が発生した現場は、日常には存在しないような不衛生な状態であることが多い。
ただし、その復旧については、当社のような専門業者が担うケースとそうでないケースがある。
- Q
- 自殺・他殺等、人が亡くなった事故物件の告知義務は?
- A
自殺・他殺等によって人が亡くなったことがある物件は「事故物件」とされる。
この定義は、2021年10月8日に国土交通省が制定した、「事故物件に関するガイドライン」で「病死や老衰死など等、自然死や不慮の事故死以外の死や特有の汚染異臭により特殊清掃が必要になる死が発生した物件」とされた。
- Q
- 大家としてどのように孤独死・事故死などの不動産リスクに備えるか?
- A
不動産経営には色々なリスクが含有される。
貸主(大家)としてもっとも心配なのは経済的な収益(家賃収入)だろう。
その他、税金や建物のメンテナンスも気になるところだろうか。
資産運用にはリスクはつきものだが、利益が出なければ元も子もない。
しかし、リスクは目先の金銭以外ところにもある。
- Q
- 借主はゴミ部屋や孤独死などの事故を起こした場合、原状回復義務・責任を負うの?
- A
多くの場合、貸主側(大家・管理会社等)は、借主側(遺族・相続人・保証人等)に原状回復責任を負うことを求める。
しかし、老衰死や病死等の自然死の場合であっても、借主(故人)が部屋を通常使用していた場合は「善良なる管理者としての注意義務」(善管注意義務)の違反はない。
また、普段は死亡することを予見できないくらい健康であり、突然の発症で救急車を呼ぶこともできないまま亡くなったことを考えると、債務不履行責任や不法行為責任は生じない。
同様の考え方で、法的には、賃借人(故人)と同等の地位を継承する相続人や連帯保証人についても同様で、賠償責任を負わないとされている。
- Q
- 特殊清掃とは、どのようなサービス内容ですか?
- A
特殊清掃とは、事故死・孤独死の現場やごみ屋敷などの家の片付け、清掃業務のことを指します。
遺体やゴミが放置された部屋は体液による汚染や害虫が発生することがあり、その清掃や悪臭の除去などを行います。
通常の清掃では対応できない、現状回復を必要とする作業全般が、今日特殊清掃と呼ばれています。
- Q
- 近隣の方々に気付かれないように作業して欲しいのですが、大丈夫でしょうか?
- A
はい、大丈夫です。そういった作業を数多くこなして来ておりますので、ご安心下さい。これまで近隣に気付かれた報告はありません。
- Q
- 回収後のゴミは、どうように処分するのでしょうか?
- A
当日そのままゴミ処理場にて焼却いたします。個人情報は、一切抹消されます。
- Q
- 作業員は、どのような方でしょうか?
- A
平均年齢は30代半ばの男性メンバーで過酷な現場の清掃専門家です。熟練されたメンバーが作業に当たります。
- Q
- 地方に住んでいるのですが、対応して頂けますか?
- A
原則として東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県が営業エリアですが、それ以外のエリアでもご相談下さい。
全国関連会社がありますので、大丈夫です。詳しくは、対応エリアをご覧下さい。
- Q
- 支払方法には、どのようなものがありますか?
- A
お支払は、現金、銀行振込み、クレジットカード、ショッピングローンからご選択下さい。
その他、分割払いをご希望の場合もご相談に応じております。
- Q
- 買い取りや無料引取りはある?
- A
家電品・家財道具などでリサイクル可能なものは買取査定いたします。
ちなみに、古物・リサイクルの考え方には新たにお客様がご使用される場合において5年間は再生利用が可能という判断基準がございます。
また、買い取り可能かどうかの判断については、誤解・トラブルを避けるため電話ではお応えしかねますので、予めご了承下さい。
※平成16年4月1日より冷蔵庫が家電リサイクル法対象となりました。
家電リサイクル法とは一般家庭や事業所から排出された家電製品(エアコン・洗濯機・TV・冷蔵庫)から、有害な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
- Q
- 不要品・処分品の量が多いし、整理・分別もしていないけど大丈夫?
- A
荷物の量や種類に応じ、又はお客様のご希望に添えるように時間配分や作業員の数・車両の大きさを調整いたしますので、無駄なコストをかけずに撤去・処分する事が可能です。また、分別作業も行いますのでお任せください。
- Q
- 処分品はきちんと廃棄してくれるの?
- A
全ての処分品は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に則って、適正に処理致します。産業廃棄物に関する公的講習を受講したスタッフも配置しております。