ヒューマンケアの事例紹介Example
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内装工事 特殊清掃 消毒・消臭
死後推定5日 特殊清掃と原状回復事例62 【横浜市戸塚区 】
春先でありながら最高気温が30℃を超える日が続いた。
都心の駅からほど近い場所にある賃貸ワンルームマンションにて、本件は発生した。
対象物件は鉄骨造りの集合住宅で、周辺は人通りも多く、生活利便性の高い立地であった。
居住者は年金で生活されていた高齢の男性で、室内の状況からは、日頃より無駄を省いた質素な生活を送られていた様子がうかがえた。
近隣住民からの異変の指摘を受け、警察が室内に立ち入り、男性はすでに亡くなっていることが確認された。
死後経過日数はおおよそ5日と推定されたが、発見までの期間中は気温が高い状態が続いていたため、室内環境の影響を強く受け、通常よりも状態の変化が進行していた。
警察による現場確認および必要な手続きが終了した後、当社にて室内処理および原状回復の依頼を受けた。
現場確認時、換気扇が作動したままの状態であったことから、室内の空気が外部に排出され、建物共用部にまで影響が及んでいる状況であった。
室内には、警察の遺体搬出作業過程で回収対象とならなかった故人の頭髪などが残されており、これらを含めて適切な処理を行う必要があった。
当社では、建物構造や周辺環境への影響を考慮し、養生・消臭・清掃・除菌を段階的に実施した。
作業にあたっては、近隣住民への配慮を最優先とし、臭気や作業音が最小限となるよう工程を管理した。
後日、離れて暮らしていたご息女が現地に立ち会われた。
突然の出来事に直面し、精神的な整理がつかない中でも、賃貸物件であることから、マンション所有者より高額な原状回復費用を請求されるのではないかという不安を強く口にされていた。
室内の状況を詳細に確認したうえで、必要最小限の処理範囲を見極め、過剰な解体や工事を伴わない方法を選択したが、建物全体に及ぶ大規模改修は不要と判断され、一部内装の補修工事費用のみの負担で原状回復が可能となった。
作業完了後、室内環境は通常の居住空間として支障のない状態まで回復し、マンション所有者側からも追加対応の要請はなかった。
ご息女からは、「何から手を付けてよいかわからない状況だったが、説明が明確で、結果的に負担も最小限に抑えられた」との言葉をいただいた。
本件は、発見までの期間や気温条件により状況が進行していた事例であったが、適切な初動対応と処理方法の選定により、関係者の負担軽減につなげることができた一例である。
| 作業場所 | 賃貸マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、消臭、内装工事 |
| 作業時間 | 延べ2カ月 |
| 作業人数 | ― |
| 作業料金 | ― |
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特殊清掃 消毒・消臭
一戸建て住宅における特殊清掃および家財撤去事例79 【東京都葛飾区】
蝉の鳴き声が最も盛んになる夏季、都心部にある築年数の経過した一戸建て住宅にお住まいの女性から、室内清掃および家財撤去に関する問い合わせがあった。
内容は、同居していた親族が自室で亡くなっていたことに伴う特殊清掃の依頼である。故人は年金生活を送っていた60代の男性で、依頼者はその実姉にあたる。同じ住宅内で生活していたが、2週間ほど姿を見かけなかったため不審に思い、和室を確認したところ、布団の上で亡くなっている状態を発見したとのことだった。
警察および関係機関による確認を経て、死後推定日数は約10日とされている。同居していたにもかかわらず、腐敗が進行するまで発見に至らなかった点について疑問を持たれることもあるが、生活時間帯や居住空間の使い方は各家庭によって異なるため、当社ではその事情について深く立ち入ることはしていない。生前整理 その他 消毒・消臭
生前整理事例まとめ編㉙
昨今では「終活」とも言われるが、一件は生前整理の案件。
もう一件は、住人が亡くなったあと、しばらく放置された家屋の片づけをした案件。
昨今では、「断捨離」という言葉は一般化しているが、何も、それは物理的に、モノを“断ち”“”捨て“”離す“ことだけを指すものではない。
「モノに執着しない」ということの大切さを表す言葉でもある。
もちろん、持っているモノの中には、代々受け継ぐ価値のあるモノ、金銭的な価値が高いモノ、他の誰かが再使用できるモノ、社会が再利用できるモノもあるだろう。
しかし、結局のところ、命は有限で、人生には終わりがある。
どんなに愛着を持とうが、どんなに執着しようが、人は、すべてを手放して逝かなければならない。
そして、自分の身体はゴミ同然の灰骨となり、残されたモノのほとんどはゴミとなる。
そう考えると、断捨離の意味と大切さが、しみじみと理解できてくるような気がするのである。









