ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
ゴミ部屋の片づけ事例まとめ編⑫
仕事や日々の生活の忙しさにかまけて、部屋にゴミを溜めてしまった案件。
社会生活でも私生活でも、ゴミは、自然と出てしまうもの。
もちろん、一般的には、発生したゴミは片付けながら生活するわけだけど、それがキチンとできなくなることがある。
そのキッカケや原因は人それぞれなのだが、ある一線を越えてしまうと、がんばって維持していたモラルは総崩れを起こし、怒涛の勢いでゴミは溜まっていく。
そして、始めのうちは、誰にも迷惑が掛かってなくても、そのうち、異臭や害虫・害獣が周辺に害を及ぼしたり、場合によっては火気の心配もでてきたりする。
想定外の事象が発生して、慌てるハメになることも。
結局のところ、一番迷惑を被るのは自分なのかもしれない。
①ゴミ部屋の片づけ【東京都中野区】
お困りごとはご相談ください!
現場は、賃貸アパートの一室。
間取りは1DKで、若い男性が一人暮らし。
酒と漫画が大好きで、仕事終わりに好きな肴を買ってきて一杯やるのが何よりの楽しみ。
駅前からアパート方向に続く商店街には、目移りするくらい、ずらりと飲食店・食料品店・惣菜店が並び、どの店に寄ろうか、何を買おうか、選び放題。
懐具合と相談する必要はありながらも、美味い肴を調達するに困ることはなかった。
しかし、それにも、難点がないわけではなし。
それらが、あまりに口に合うし、安いものだから、ついつい たくさん買ってしまうことに。
となると、出費もかさんでくる。
また、ツマミに合わせて飲んでいると、酒量も多くなりがちに。
当然、肝臓に負担がかかるうえ、結果的に体重も増加。
何より、毎夜・毎夜、多くの飲食系ゴミが発生するようになってしまった。
また、男性は、大の漫画好き。
で、週刊・隔週刊・月刊、複数冊の漫画を定期購読。
夜は、好きな漫画を読みながら、好きな肴を食べ、好きな酒を飲み、そのままダウン。
一日の仕事を終え、リラックスタイムを過ごし、いい気分で酔った後、ゴミを片付けるのが面倒になるのは、「当然」といえば当然、「自然」といえば自然。
結局、片付けは翌日に持ち越し。
しかし、翌朝は、ギリギリまで寝て、それから仕事へ。
そして、仕事を終えて帰宅したときはクタクタで、「はやいところ一杯やってくつろごう」といった気分に。
とてもゴミを片付ける気にはなれず、結局、そのまま。
みるみるうちに床は見えなくなり、ゴミはその高さを増していった。
男性は男性なりに仕事や日常生活にストレスを抱えていたのだろう。
当然、疲れもあっただろう。
だから、リラックスできる時間や、好きなことをやってストレスを解消することは必要。
とは言え、増えてきたゴミも、男性に大きなストレスやプレッシャーをかけるように。
何より、楽しみだった晩酌が、そんなに楽しめなくなってしまった。
男性は、「このままだと、自分が自分をダメにしてしまう」という危機感のもと、一度、部屋をきれいに片付けて生活をリセットすることを決意。
当社へ相談を持ち掛け、協議の後、制約。
費用節約の目的もあったが、片付けることを経験するためにも、男性は、自らも片付け作業に加わり汗を流した。
片付いた部屋を笑顔で見回す男性に、ゴミを溜めないコツを色々とアドバイス。
もちろん、「すべては男性次第」ということにはなるのだが、それは、男性の自覚に任せるしかないこと。
「気持ちが軽くなりました!ありがとうございました!」と喜んでくれた男性に、「出たゴミは、その日のうちに必ず袋に入れて、決められた日に出すことを忘れないで下さいね」と念を押し、現場を引き揚げたのだった。
作業場所 | 賃貸アパート(2F) |
---|---|
依頼内容 | ごみの梱包搬出・家財の整理・ルームクリーニング |
作業時間 | 4時間 |
作業人数 | 5名 |
作業料金 | 150,000円(税別)ごみ処分費別途 |
中野区周辺の対応地域
新宿区 渋谷区 杉並区 豊島区 練馬区
②ゴミ部屋のトイレ掃除【東京都渋谷区】
緊急対応いたします!
現場は、賃貸マンションの一室。
「山積み」というほどではなかったが、いわゆる「ゴミ部屋」。
依頼者はこの部屋の住人で、時々は、自分で掃除していた。
ただ、それは、気が向いたときのみ。
気が向かなければ、いつでも放置してしまい、結果的に、ある程度の量が蓄積。
中には、かなりの月日が経過したようなゴミもあり、湿気の多いユニットバスではゴミの腐食も起こり、衛生的な問題も発生していた。
片付けざるを得なくなった理由は、部屋の設備メンテナンス。
マンションの他室で漏水事故があり、大家は、同様に老朽化している全室の水周設備も心配に。
そして、再び、どこかの部屋で漏水事故が起きたら大変なことになってしまうため、それを未然に防ぐため総点検をすることに。
それで、全室に対して、その旨を通知。
それには、部屋の住人が立ち会うことが原則だったが、そればかりを優先していては、事が進まない。
通知には、「期日までに都合が合わない場合は、スペアキーを使って入室させてもらう」といった内容も付け加えられていた。
その通知を受けた男性は慌てた。
なにせ、部屋は散らかり放題汚れ放題 ゴミもかなり溜めてしまっている。
これがバレると、大家や管理会社に何を言われるかわからない。
始めは、「立ち合いの都合が合わない」「借り物とはいえ自宅なのだから、勝手に入られては困る」等と言って抵抗を試みたが、そんなの不自然だし、限られた期間しか通用しないことは明白。
そして、その「限られた期間」も経過しつつあり、そのため、急ぎ、ゴミを撤去し、清掃する必要に迫られていたのだった。
幸い、点検対象は、キッチンとユニットバス、つまり水周設備のみ。
居室にも結構なゴミが溜まってはいたが、そこは対象外。
で、キッチンとは扉で隔たれており、扉を開けなければ室内を見ることはできない。
つまり、「今回の点検でゴミ部屋を隠し通すことは可能」ということだった。
何だかんだ理由をつけては点検を拒み、ギリギリ引っ張ってきた男性に与えられた猶予は短かった。
したがって、まずは、水周りだけを片付け、清掃し、設備点検をやり過ごすことに。
それくらいの作業なら、2~3時間もあれば充分。
部屋の片づけは後日に回し、設備点検は、部屋の惨状が発覚することなく、とりあえず無事に行われた。
これに肝を冷やした男性は、その後、部屋の片づけにも着手。
もちろん、これも当社が施工。
すべてが解決し、男性は、 “こんな目に遭うのは、もう懲り懲り”といった表情を浮かべながら、「迅速に対応していただき助かりました!」と礼を言ってくれたのだった。
作業場所 | 賃貸マンション |
---|---|
依頼内容 | ユニットバス内のゴミ梱包搬出・ユニットバス・トイレの清掃 |
作業時間 | 3時間 |
作業人数 | 1名 |
作業料金 | 50,000円(税別) |
渋谷区周辺の対応地域
港区 新宿区 品川区 目黒区 世田谷区 中野区 杉並区
ヒューマンケアの事例紹介Example
特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭 害虫駆除
孤独死処理事例まとめ編⑲
孤独死が発生し、重度の汚染が発生してしまった案件。
本件は、二件とも、故人が畳敷きの和室に倒れていたケース。
近年の建物は、畳敷ではなくフローリングであることが多い。
フローリングは、水気に強く、ダニの発生もなく、掃除もしやすく、衛生的。
また、色柄や質感も、多種多様で、選択肢も多い。
一方の畳はその逆。
もちろん、畳には畳の良さがあり、フローリングにはない機能や、その他の長所もたくさんある。
しかし、耐水性は低く、吸水性は高く、手入れを怠ると、不衛生になりやすい、
理想の死を形容して、「最期は畳の上で・・・」と言われた時代もあったが、今は昔。
事と次第によっては、そんなこと言っていられないときもあるのである。特殊清掃 消毒・消臭
ゴミ部屋のユニットバス清掃事例まとめ編⑩
日常生活を送るうえで酷く汚れてしまった部屋の特殊清掃を請け負った案件。
この類は、我が社でいう「特別汚損現場」なのだが、生活利用するうえで部屋や設備が汚れていくのは自然なこと。
とりわけ、キッチンシンク・トイレ・風呂などの水周設備は、汚くなりやすい。
だからこそ、「掃除」は、日常生活を送るうえで欠かせない家事。
一般的には、定期的に掃除したり、汚れたら掃除したりするパターンが多いだろう。
しかし、これは、結構、面倒臭かったりする。
専業主婦(主夫)でもないかぎり、そうそう、キチンとやれるものではない。
で、ついつい怠けてしまったり、手を抜いたりしてしまいがちに。
「年末の大掃除」も、一年、掃除を怠けた分の穴埋めの習慣であるのかもしれない。
ただ、あまりに放って置きすぎると、最終的には、自分の手には負えないくらいにまで汚れてしまうこともあり、自分で自分の首を絞めることにもなりかねないのである。解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
玄関の特殊清掃と消臭事例まとめ編⑪
住人が賃貸物件の玄関で亡くなり、しばらく放置されてしまった案件。
人生の終わりは、いつ どこで どういうかたちで訪れるかわからない。
相対的な確率で考えると、「老人や傷病の床にある人の方が亡くなりやすい」と言えるのかもしれないけど、それは絶対的なものではない。
言うまでもなく、特に病気もケガもない赤ん坊・幼児・子供・若者だって、常に、命を失う可能性をはらんで生きている。
事実、事件・事故・自然災害・戦乱などで、命を落としている人のニュースは、日々、途絶えることがない。
こういった特段の事情のない、日常生活においても同様。
体調が急変して亡くなった事案では、「昨日まで元気にしていたのに・・・」「さっきまでフツーにしていたのに・・・」といったケースがざらにある。
本件でも、故人は、亡くなる直前まで健常に暮らしていたはずで、実のところ、その死に一番驚いているのは、亡くなった本人なのかもしれない。


