ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
特殊清掃 消毒・消臭
木造アパート室内の特殊清掃・消臭消毒作業 施工事例60 【東京都葛飾区 】
本件は、木造アパートにて居住者の死亡が確認された事案です。
居住者は40代男性、生活保護受給中の単身入居者でした。
発見までに相当期間を要し、警察による検視の結果、死後推定約2週間が経過していると判断されました。
室内のエアコンが稼働した状態であったことから、室温が一定に保たれており、その影響もあり室内全体に強い遺体臭が充満している状況でした。
また、居室床面を中心に汚損が確認され、通常清掃では対応が困難な状態となっていました。
当該物件は木造アパートであり、構造上、臭気が壁材や床下へ移行しやすい点が懸念されました。
すでに近隣住民から管理会社へ臭気に関する問い合わせが入っており、早急な対応が求められる状況でした。
管理会社より、近隣苦情の拡大防止を最優先事項とし、取り急ぎ以下の作業についてご依頼をいただきました。
・室内の特殊清掃
・遺体由来の臭気に対する消臭作業
・感染症予防を目的とした消毒作業
原状回復工事については、状況を見たうえで別途検討する方針となり、今回は応急的かつ実務的な対応を中心とした作業内容となりました。
まず、感染症対策を徹底したうえで入室しました。汚損箇所の一次清掃を実施し、専用薬剤を使用して表面の洗浄および除去作業を行いました。
臭気の原因となる要素を物理的に取り除くことを優先し、床面・巾木・壁面下部を中心に処理を進めています。
次に、室内全体に対して消毒作業を実施しました。
人体および建材への影響を考慮した業務用消毒剤を使用し、噴霧および拭き上げにより、衛生環境の改善を図りました。
消臭工程では、即効性のある薬剤による処理と、時間をかけて臭気分子に作用する気体を併用しています。
作業完了後、室内に滞留していた強い臭気は大幅に軽減され、近隣へ漏れ出すレベルではない状態まで改善しました。
管理会社にも現地にてご確認いただき、緊急対応としては十分な効果が得られているとの評価をいただいています。
ただし、木造物件という特性上、床下や壁内部への臭気残留の可能性は否定できないため、今後の原状回復工事や追加消臭については、状況に応じて再度ご相談いただく形となりました。
本事例は、発見までに時間を要した孤独死案件であり、加えて木造アパートという条件から、臭気拡散リスクの高い現場でした。
管理会社様の迅速な判断により、早期に特殊清掃および消臭消毒作業を実施したことで、近隣苦情の拡大防止につなげることができました。
| 作業場所 | 賃貸アパート |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃 消臭 |
| 作業時間 | 延べ2週間 |
| 作業人数 | 延べ3名 |
| 作業料金 | ― |
孤独死対応でお急ぎの方はこちらへ
東京都葛飾区周辺の対応地域
江戸川区、足立区、墨田区 · 埼玉県:三郷市、八潮市 · 千葉県松戸市
ヒューマンケアの事例紹介Example
特殊清掃 消毒・消臭
孤独死部屋の特殊清掃と消臭事例まとめ編㉟
そこに暮らしていた住人が孤独死し、そのまま時間がたってしまった案件。
一件は、賃貸アパートの一室。
腐敗した遺体による汚染は、周囲の家財を巻き込んで、床に拡散。
遺体液が浸み込みにくい床材のため、その分、大きく広がっていた。
もう一件は、古い木造住宅の一室。
畳敷きの和室で、畳の上にはカーペット。
畳もカーペットも、共に遺体液を吸収しやすく、それを充分に吸い込んで腐食。
故人の姿がリアルに感じられるくらい、凄惨な光景をつくり出していた。
もちろん、二件の部屋には、著しい異臭が充満。
一口に「孤独死」と言っても、当然、亡くなった人も違えば、その現場も違う。
にも関わらず、放たれるニオイは同じ系統。
他の動物や食肉とは異なる人間特有のニオイ。
嗅ぎなれたニオイながら、ふと、「動物や食肉と何が違うのだろう・・・」と怪訝に思い、また、「“人間”という生き物は、いい意味でも悪い意味でも特別なのだろうか・・・」と不思議に思うときがある。解体 内装工事 特殊清掃 ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
孤独死現場の特殊清掃事例まとめ編⑧
部屋の住人が孤独死し、その遺体が深刻な状態にまで腐敗してしまった案件。
「考える葦」である人間の身体といえども、「動物の肉」であることには違いない。
ということは、その本体が命を失い、それを構成する細胞が死滅してしまうと、当然、その肉も傷み腐ってくる。
ただ、そこが自然の中、つまり、虫や動物、草木や土のある環境であれば、分解されたその肉体は、虫・植物・微生物などの営みによって、徐々に自然(土壌)に還っていく。
しかし、そこが、家屋等の人工構造物である場合、状況はまったく異なる。
遺体は、腐敗・分解されていくものの、還るところがない。
内装建材・建物設備には、それを受け入れて消化する能力はなく、凄惨なカタチで残留するのみ。
結果、事態の収拾にあたっては、内装建材にまで手を入れなければならないケースが多いのである。









