ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
特殊清掃 消毒・消臭
血痕清掃事例77 【千葉県我孫子市 】
数年に一度の頻度で、特殊清掃に関するご相談をいただいている管理会社からの問い合わせであった。
問い合わせ内容は、
「人が亡くなったわけではないが、対応可能か」
という前置きから始まった。
詳細を確認したところ、居住者が室内で倒れ、出血を伴った状態で一定時間放置されていたとのことであった。
救急搬送後、室内には血液による汚れが残存しており、原状回復に向けた対応が必要な状況であった。
管理会社によれば、日頃から依頼している一般のルームクリーニング業者へ相談したものの、
「血液汚れには対応できない」
との理由で作業を断られてしまったという。
そのため、血痕部分のみの清掃および消毒作業を目的として、当社へ相談が寄せられた。
依頼内容は比較的限定的であり、作業範囲は室内の一部、主に床面に残った血痕の除去と、該当箇所周辺の消毒作業であった。
汚染物の撤去、臭気対策といった工程は含まれていなかった。
ただし、管理会社から「清掃業者に断られた」という話を事前に聞いていたため、当社としては血液の浸透状況や、床材内部への影響、二次感染リスクなども想定し、必要な資機材や薬剤を準備したうえで現地へ向かった。
現地確認の結果、室内はきれいに整理されており、血痕は限定された範囲にとどまっていた。倒れた際にできたと思われる出血跡が床表面に付着している状態で、長期間放置された事故物件等で見られるような腐敗臭や広範囲な汚染は確認されなかった。
床材は表面が比較的硬質で、血液の深部浸透も軽微であったため、適切な手順を踏めば除去可能であると判断した。
専用の薬剤を使用し、血液成分を分解・除去した後、拭き取り作業を実施した。
その後、消毒用薬剤を用いて該当箇所および周辺部の消毒を行い、衛生面での安全確保を図った。
作業中、特段の問題や追加対応が必要となる状況は発生しなかった。
結果として、当初想定されていた作業時間内にすべての工程を完了することができ、視認できる血痕や汚染は残らない状態まで回復した。
作業後には、管理会社にも現地確認を行っていただき、内容について了承を得た。
血液や体液が関わる汚れは、見た目以上に衛生面や心理的負担が大きく、対応可否の判断が分かれやすい分野である。
そのため、通常のルームクリーニング業者では対応を控えるケースも少なくない。
一方で、汚染範囲や状況を正しく見極め、適切な資機材と手順を用いれば、必ずしも大規模な特殊清掃を要しない場合もある。
本件では、事前のヒアリングと現地確認により、必要十分な作業内容を整理し、過不足のない対応を行うことができた。
当社では、死亡事故の有無にかかわらず、血液・体液汚染が発生した室内環境について、状況に応じた清掃・消毒対応を行っている。
管理会社やオーナーにとって、「どこまでが通常清掃で、どこからが専門対応なのか判断が難しい」ケースについても、相談ベースでの対応が可能である。
| 作業場所 | 賃貸木造アパート |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、簡易消毒 |
| 作業時間 | 1時間 |
| 作業人数 | 1名 |
| 作業料金 | ― |
血痕清掃でお困りの方はこちらへ
千葉県我孫子市周辺の対応地域
千葉県柏市、印西市、茨城県取手市、北相馬郡利根町
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内装工事 解体 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
玄関の特殊清掃と消臭事例まとめ編⑪
住人が賃貸物件の玄関で亡くなり、しばらく放置されてしまった案件。
人生の終わりは、いつ どこで どういうかたちで訪れるかわからない。
相対的な確率で考えると、「老人や傷病の床にある人の方が亡くなりやすい」と言えるのかもしれないけど、それは絶対的なものではない。
言うまでもなく、特に病気もケガもない赤ん坊・幼児・子供・若者だって、常に、命を失う可能性をはらんで生きている。
事実、事件・事故・自然災害・戦乱などで、命を落としている人のニュースは、日々、途絶えることがない。
こういった特段の事情のない、日常生活においても同様。
体調が急変して亡くなった事案では、「昨日まで元気にしていたのに・・・」「さっきまでフツーにしていたのに・・・」といったケースがざらにある。
本件でも、故人は、亡くなる直前まで健常に暮らしていたはずで、実のところ、その死に一番驚いているのは、亡くなった本人なのかもしれない。特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
古い木造アパートにおける孤独死事例76 【千葉県市川市 】
築60年以上を経過した木造アパートにおいて、生活保護を受給していた70代男性が居住していた。
推定死亡後約一週間が経過した状態で発見された孤独死であった。
当該物件では、数年前に隣室で孤独死が発生しており、その際にも室内整理および原状回復作業が行われている。
今回は、その隣接する部屋で再び同様の事案が発生した形となる。
構造は老朽化した木造アパートであり、床材は畳敷き、下地には合板および木製の根太が使用されていた。
故人の発見時点で、室内には腐敗が進行した形跡が認められ、体液および脂分が畳表面を越えて床下地まで浸透していた。
畳には広範囲に変色および臭気の付着が確認され、通常の清掃や表面処理では対応が困難な状態であった。
また、長期間締め切られていた影響により、室内全体に強い臭気が滞留していた。









