ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
特殊清掃 消毒・消臭
3点ユニット特殊清掃・消臭作業事例73 【東京都中央区 】
一等地に建つ築年数の経過した賃貸マンションにおける、3点ユニットバスの特殊清掃および消臭作業のご依頼である。
居住者は30歳代後半の男性。誰もが知る有名企業に勤務し、社会人として約15年の勤務歴があった。
居住期間中は自炊の習慣はなく、日常的にコンビニエンスストアやスーパーマーケットの弁当・惣菜を購入し、食後の容器やゴミを室内に放置する生活が続いていたという。
また、洗濯や掃除といった家事はほとんど行われておらず、入居以来、一度も本格的な清掃は実施されていなかったとのことだった。
故人は浴室で亡くなっているところを発見され、死亡推定日から約2週間が経過していた。
依頼主は故人の母親であり、賃貸物件の原状回復および管理会社への引き渡しを目的として、清掃業者への相談を進めていた。
室内全体は、いわゆるゴミ屋敷状態であり、生活ゴミや食品容器が大量に堆積していたため、まず他社によりゴミの撤去作業が実施された。
しかし、浴室・トイレ・洗面が一体となった3点ユニット部分については、汚損および臭気の状態が著しく、通常清掃では対応困難との判断から、当社へ特殊清掃の依頼が入った。
現地確認を行った時点では、ゴミの撤去は完了していたものの、ユニットバス内には体液由来とみられる汚染、長年の清掃未実施による頑固な汚れ、ならびに強い臭気の残留が確認された。
加えて、建物自体の経年劣化も進行しており、設備や内装材への臭気の染み込みが懸念される状況であった。
作業内容としては、3点ユニット全体の特殊清掃、汚染箇所の洗浄・除去、薬剤を用いた消臭・除菌処理を段階的に実施した。
目視可能な汚れの除去だけでなく、臭気の原因となる箇所を特定し、素材に応じた処理を行うことで、臭気の低減を図った。
その結果、完全な現状復帰には至らないものの、リフォーム工事を前提とした状態としては十分な清掃・消臭効果が確認された。
最終的には、経年劣化による影響も考慮され、大がかりなリフォーム工事が実施されることとなったが、特殊清掃および消臭作業によって原状回復に向けた基礎対応ができたことから、費用負担の大部分はオーナー側が負担する形で調整が行われた。
後日、依頼主である母親より、無事に管理会社への物件引き渡しが完了したとの報告連絡を受けた。
本件は、孤独死案件においてゴミ撤去後であっても、特殊清掃および消臭の専門対応が不可欠であること、また適切な処理を行うことで関係各所との調整が円滑に進む一例となった。
当社では、同様の案件においても、現地状況を的確に把握したうえで、必要最小限かつ効果的な清掃・消臭作業を行い、依頼主および関係者の不安軽減に努めている。
| 作業場所 | 賃貸マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、消臭消毒 |
| 作業時間 | 延べ1週間 |
| 作業人数 | 延2名 |
| 作業料金 | ― |
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特殊清掃 消毒・消臭
死後推定2週間の特殊清掃事例52 【横浜市緑区】
ある真夏の朝、特殊清掃の相談が入った。
内容は、「高齢の母親が孤独死」「死後約二週間」「管理会社に近隣から苦情が入っている」「今日の午後、来てもらえないだろうか」というもの。
重症現場を想像するには、「猛暑の中で死後約二週間」というだけでも充分だったが、「近隣苦情発生」という情報は、その想像に輪をかけた。
とにもかくにも、早めに現場に行くことが肝要。
当方は、当日の予定を変更して、現場に行くことにした。
訪れた現場は、公営の大規模団地。
当方は、約束の時間に合わせて現れた男性と軽く挨拶を交わし、「近隣から苦情が来ている」ということを意識しながら共に目的の部屋へ。特殊清掃 消毒・消臭
分譲マンションの一室の特殊清掃事例75 【横浜市鶴見区 】
空が夏から秋へと移ろう時期、分譲マンションの一室において、60歳代独身男性の孤独死が発生した。
故人は定年退職を迎えて間もない状況であり、近隣住民との日常的な交流はほとんど確認されていなかった。
異変に気付いたのは同じマンションの居住者で、長期間にわたり郵便物が溜まっていること、ならびに共用部にまで及ぶ異臭を理由に管理会社へ連絡が入ったことが発見のきっかけとなった。
警察および関係機関による現場確認の結果、事件性は認められず、死因は病死と判断された。死亡推定時期は発見時点から約10日程度前とされ、季節的要因も重なり、室内の腐敗進行は顕著であった。
依頼者は故人の兄であり、警察の手続き終了後、管理会社を通じて当社へ相談が寄せられた。要望としては、マンションの売却や賃貸等の具体的な予定は未定であるものの、まずは室内の汚染箇所を中心とした特殊清掃を実施し、遺品整理作業に着手できる最低限の消臭・消毒を行いたいという内容であった。特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
孤独死した遺体が腐敗してしまった事例まとめ編㉚
住人が孤独死し、その遺体が重度に腐敗してしまった案件。
動物でも植物でも、命を失ったものが物理的に朽ち果てていくのは自然の理。
それは、ウジやハエ等の虫をはじめ、細菌やバクテリア等の微生物、つまり、“新たに生まれた命”による業。
その環境があれば、人間の肉体も、“彼ら”の手を借りて土に還ることができるのだが、わが国の葬法は火葬が主体であるから、現実には、難しいところがある。
ましてや、孤独死の後の腐乱となると、厳粛に火葬することすらままならないことが多い。
人が死ぬことも、その肉体が朽ちていくことも、自然の摂理であり、自然の現象なのだが、それを冷静に受け入れることができないのも、また人。
ただ、生まれること、生きること、死ぬこと、すべて“生命の営み”なのだから、現場の凄惨さばかりに心を奪われることなく、人の人生を大切に想うようにしていきたいものである。









