ヒューマンケアの事例紹介Example
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特殊清掃 消毒・消臭
分譲マンションの一室の特殊清掃事例75 【横浜市鶴見区 】
空が夏から秋へと移ろう時期、分譲マンションの一室において、60歳代独身男性の孤独死が発生した。
故人は定年退職を迎えて間もない状況であり、近隣住民との日常的な交流はほとんど確認されていなかった。
異変に気付いたのは同じマンションの居住者で、長期間にわたり郵便物が溜まっていること、ならびに共用部にまで及ぶ異臭を理由に管理会社へ連絡が入ったことが発見のきっかけとなった。
警察および関係機関による現場確認の結果、事件性は認められず、死因は病死と判断された。死亡推定時期は発見時点から約10日程度前とされ、季節的要因も重なり、室内の腐敗進行は顕著であった。
依頼者は故人の兄であり、警察の手続き終了後、管理会社を通じて当社へ相談が寄せられた。要望としては、マンションの売却や賃貸等の具体的な予定は未定であるものの、まずは室内の汚染箇所を中心とした特殊清掃を実施し、遺品整理作業に着手できる最低限の消臭・消毒を行いたいという内容であった。
現地調査を実施したところ、発見場所は居室内の通路付近であり、体液および体脂が床面全体に広がり、時間の経過により固着している状態であった。
フローリング表面だけでなく、継ぎ目や下地部分への浸透も確認され、通常清掃では除去が困難な状況で、室内全体に腐敗臭が充満しており、換気のみでは改善が見込めないと判断した。
作業内容としては、以下の工程を中心に実施することとした。
まず、感染症対策として防護服、手袋、マスク等を着用し、室内への立ち入りを行ない、汚染箇所周辺の可燃物や不要物を一次撤去し、作業動線を確保したうえで、体液・体脂が付着した床面の除去作業を開始した。
床材表面に固着した汚染物は、専用薬剤を用いて分解・浮き上がらせ、手作業により慎重に除去し、フローリング材の一部を解体し、下地部分まで到達した汚染についても拭き取りおよび洗浄を行った。
その後、消毒薬を散布し、細菌やウイルスへの対策を講じた。
消臭については、強い腐敗臭が残存していたため、即効性と安全性を考慮し、薬剤噴霧による消臭処理を実施した。
これは完全な原状回復を目的とするものではなく、作業員および関係者が室内に滞在可能な環境を整えることを目的とした段階的処置である。
作業終了後、臭気レベルの低下を確認し、遺品整理作業ができる状態であることを依頼者へ報告した。
今回のケースでは、発見までに一定の時間が経過していたものの、早期に特殊清掃を行うことで、汚染の拡大や臭気の建物全体への影響を最小限に抑えることができた。
孤独死の現場では、周囲への配慮と迅速な対応が重要であり、状況に応じた段階的な清掃・消臭計画が求められる。
当社では、依頼者の意向や物件の今後の活用予定を踏まえ、必要な作業のみを選択した柔軟な対応を行っている。
| 作業場所 | 分譲マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、簡易消臭消毒 |
| 作業時間 | 6時間 |
| 作業人数 | 1名 |
| 作業料金 | ― |

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ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
特別汚損事例まとめ編⑨
部屋の住人が大量のゴミを溜めてしまった「ゴミ部屋」の案件。
こういう現場も特殊清掃の対象となるのだが、この「特殊清掃」という言葉は、十数年前、もともと当社が考案して使い始めたもの。
そして、こういった、一般生活で発生するような汚れではなく、特殊な事例で、かつ重度の汚染のことを、当社では「特別汚損」といった用語で表している。
その、特別汚損の現場としては、孤独死現場が代表格のような印象を受けるかもしれないが、実のところ、ゴミ部屋・ゴミ屋敷も少なくない。
以前はきれいだったのに、今は、汚くなっている・・・
意外なところにゴミが溜まり、意外な人がゴミを溜めている・・・
「身近なところにはない」と思っていても、実は、身近なところにあったり、「そんな知り合いはいない」と思っていても、実は、ゴミ部屋の主と知り合いであったりすることもあるかもしれない。
ただ、気づいていないだけで。解体 内装工事 特殊清掃 消毒・消臭
室内のニオイ脱臭・消臭事例まとめ編㉝
消毒・消臭を請け負った案件。
一件は、孤独死現場だったのだが、発見が早く、遺体に目立った腐敗はなし。
したがって、遺体による汚染はなく、異臭も感知せず。
ただ、世の中には「潔癖症」という言葉(病?)があるように、衛生面の感覚は、個人差があるため、事の大小を問わず、依頼者の要望に沿った作業をプランニングすることが求められる。
もう一件は、正体不明の不快臭。
ニオイの感じ方については、嗜好や臭覚感度など、個人的・主観的な感覚によるところが大きい。
だから、これもまた、依頼者の感覚を優先することが大切。
ただ、どちらにしろ、「成果を明示しにくい」という難点がある。
したがって、作業後のトラブルを回避するため、依頼者には、そういう性質をもった作業であることを充分に理解してもらう必要がある。
その上で、できる限りの作業をやってみせることが重要なのである。特殊清掃 消毒・消臭
公営団地における孤独死現場 特殊清掃事例92【埼玉県富士見市】
公営団地の一室において発生した事案で、団地管理を行う管理会社より、台所部分に限定した清掃および廃棄物撤去の依頼を受けたものである。
対象となる居室には70歳代の男性が単身で居住しており、年金収入と警備業務のアルバイトにより生計を立てていた。
発見時の状況から死後経過日数はおおよそ7日程度と推定され、発見現場は台所であり、対象者は同所で倒れた状態のまま死亡していた。
遺体搬出後の室内には体液の滲出による汚染が床面を中心に確認され、特に倒れていた位置周辺において顕著であった。
また生活環境として、食べ残しや食品容器等の可燃ごみが散乱しており、加えてビールおよび酎ハイの空缶が多数放置されている状況であった。
これらの廃棄物は一定期間放置されていたとみられ、腐敗臭およびアルコール臭が混在した状態で室内に滞留していた。









