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ゴミ部屋の片づけ事例55 【群馬県館林市 】

「部屋にゴミを溜めてしまったので片付けてほしい」
「地元の業者だと抵抗がある」
「遠いけど、来てもらえるか?」
若い感じの男性から、そんな相談が入った。
醸し出される雰囲気から、勇気と決心を持って連絡してきたことが伺えた。
通常は、一都三県内で稼働することがほとんどだが、求められれば遠方にも出向く。
これまで、東海・北陸・東北地方に出向いたこともある。
男性宅は、一都三県外ではあったが、それに比べたらずっと近場。
難色を示す理由は何もなく快諾。
男性の休日に合わせて現地調査・見積の日程を調整した。

訪れた現場は、北関東の某市。

田畑や空地があちこちにあるような長閑なところ。

目的のアパートは、そんな広々としたところに建っていた。

訪問時、もちろん男性は在宅。

ゴミ部屋を晒す気マズさがあってだろう、少しオドオドした様子で出迎えてくれた。

 

間取りは1K、完全なゴミ部屋。

当然のごとく床は見えておらず、低いところでは脚のスネくらい、高いところではヒザくらいまで堆積。

日用品・食品系・雑誌・衣類など、日常的なものが混在。

中でも目立ったのは酒に関係するもの。

ウイスキーの空瓶、ビールやチューハイの空缶、ロックアイスの容器や袋等々、そういったものが大量に放られていた。

 

ただ、幸いな点もあった

それは、残飯類がほとんどなかったこと。

缶・ペットボトル・弁当容器などは、飲み残しや食べ残しなくすべて空。

ゴミに飲食物が混ざっていると、腐って異臭が生じ、虫も涌く。

深刻な場合、床や壁などの内装建材を汚損することもあるので、それが回避されていただけでもかなりマシだった。

 

ゴミの量は多くても不衛生物が少なかったこともあり、作業は難なく終わった。

ただ、ゴミ部屋の主は、一度片付けても再びゴミを溜める可能性が高い。

「もし、またゴミが溜まるようなら早めに連絡してください」

「その方が費用も抑えられるし、生活もしやすいですから」

当方は、半分は冗談、半分は忠告のつもりでそう伝えた。

 

しかし、それが冗談ではなくなった。

その翌年、男性から再び連絡が入った。

一年分のゴミだから、初回に比べたら少量。

床は見えていなかったが、山積みにはなっておらず。

従前のとおり食品や腐食物もなく、作業はスムーズに進行した。

 

そしてまた翌年も、また翌年も依頼は入ってきた。

もはや、顔なじみの常連客で、男性の部屋も“勝手知ったる他人の家”。

料金は定額化し、作業内容も定型化。

電話一本で決めるのは作業日のみ。

現場でも特段の打ち合わせは要さず、男性は「いつも通りで」とだけ告げて、作業中は外出した。

 

何回目らは、風呂・トイレ・洗面所・キッチンシンクといった水廻りの清掃をサービスで施工するように。

数年分の汚れがあった初回は特殊清掃となったが、二回目からは一年分の汚れのみ。

そんなにハードな作業にはならず、男性もそれをアテにするようになっていた。

以降も、夏前になると連絡が入ってきた。

結局、その付き合いは十年近くに及ぶことになるのだった。

 

※詳しい話は「特殊清掃 戦う男たち(革命)

作業場所賃貸アパート1K
依頼内容ゴミの梱包搬出
作業時間5時間
作業人数2名
作業料金

                        

 

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