ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
ゴミ屋敷清掃 消毒・消臭 害虫駆除
ゴミ部屋・ごみ屋敷事例まとめ編②
そこに暮らしていた住人が、部屋に大量のゴミを溜めてしまった案件。
世の中には、ゴミ屋敷・ゴミ部屋と言われる家や部屋は意外と多い。
TVに出てくるような派手なゴミ屋敷でなくても、ベランダにゴミが山積みになっていたり、窓越に見える室内にゴミがうず高く積まれていたりと、ひょっとしたら、街々のどこかしらで、そんな光景を目にしたことがあるのではないだろうか。
一般的には、「ゴミを溜めてしまうのは、異質な人間」、また、「ゴミ部屋やゴミ屋敷は、別世界の珍事」と考えている人が多いと思うけど、街の家々にあるゴミの光景は、実は、「ゴミを溜めてしまうのは、世の中で、それほど異質な人ではなく、ゴミ部屋・ゴミ屋敷は、それほど珍しい存在ではない」ということを物語っているのかもしれない。
3LDKマンションのゴミ部屋事例【東京都品川区】
近隣対策もばっちり!お任せください!!
現場は3LDKのマンション。
部屋には、床を覆いつくす程のゴミが山積。
床はまったく見えておらず、部屋の容積の三分の一くらいまで堆積。
場所によっては天井近くまで積み上げられていた。
ただ、このような状態になっているのは、この部屋のみ。
他の部屋は、まったく問題がなく、この部屋だけが別世界になっていた。
依頼者は、このマンションの住人。
この部屋は、元家族が使っていたもので、ゴミを溜めたのもその人物。
いわゆる「家庭内別居」の状態が長く続いていたそうで、ゴミが溜まりつつあることはわかってはいたものの、家族の人間関係は破綻していたため、部屋が尋常ではない状態になってきても、依頼者は、まったく手出しできず。
その後、双方、協議のうえ、ゴミ部屋の主はこのマンションから出ていくことに。
依頼者にとっては残念なことに、部屋には、ため込まれたゴミだけが残ったのだった。
依頼者は、「近隣にわからないように片付けてほしい」と要望。
誰しも、大なり小なり、日々の社会生活の中で、世間体は気になるもの。
その後も、この部屋で暮らし続ける依頼者が、好奇の目は避けたがる気持ちは当方も理解できた。
したがって、その要望については、できるかぎりの努力をすることに。
ただ、ゴミ撤去の作業を普通の引っ越しに見せかけるのは簡単ではない。
ましてや、ここはマンションで、近隣住人の目が近い。
とにかく、大小の段ボール箱や布カバーを多用し、できるだけ他の住人と遭遇しないよう、作業は平日昼間の短時間を予定。
また、作業日時と作業内容については、事前にマンション管理会社に申請。
管理人から、作業上の指示や注意事項を仰ぎ、通常の引っ越し作業と同様、エレベーターや通路等の共用部は養生し、作業中や作業後に問題が起こらないよう注意を払った。
都会の人は、「我関せず」で、他人に無関心な人が多い。
同じマンションに暮らしていながら最低限の近所づきあいしかしなくても、失礼にはあたらない。
逆に、何かに気がついても、プライバシーに関わるようなことだったら知らぬフリをしてスルーするのが礼儀だったりもする。
したがって、本作業においても、興味津々で声をかけてくるような人はおらず、好奇心の赴くまま作業を注視する人もおらず、住人の誰もが黙って素通り。
それが幸いし、依頼者の要望通り、ゴミの片づけは秘密裡に遂行・完了となった。
ゴミがキチンと片付いたことはもちろん、近隣住人に対しても問題なく作業を終えることができ、依頼者はホッと一安心。
空になった部屋の内装は相応に傷んではいたものの、「この部屋は物置として使う」とのこと。
「手際よくやっていただいて助かりました!」と満足げに、我々を見送ってくれたのだった。
作業場所 | マンション(3LDK) |
---|---|
依頼内容 | ゴミの梱包・搬出・ルームクリーニング・消毒 |
作業時間 | 6時間 |
作業人数 | 5名 |
作業料金 | 270,000円(税抜き) |
品川区周辺の対応地域
港区 渋谷区 目黒区 大田区 江東区
賃貸アパートのゴミ部屋清掃事例【東京都目黒区】
早い段階でご相談ください!
現場は2DKの賃貸アパート。
大量のゴミが溜められたゴミ部屋で、特に台所が深刻な状態。
長きにわたって食品ゴミが放置され、それが腐り、異臭や害虫が発生。
ゴキブリはもちろん、ゴミをひっくり返すとネズミまで走り回るような状態。
それらが出した糞も大量に混合。
それによって、不衛生さが格段に増していた。
同じゴミでも、食品系のゴミは不衛生度を上げる。
いうまでもなく、糞尿系や害虫・害獣も。
それらは、長期放置されることにより腐敗し、次々と余計な不衛生物が発生させる。
同時に、悪臭も放ち、部屋中の内装建材にニオイを浸透付着させる。
更には、床をはじめとした内装建材を腐食させるリスクも高まり、クリーニングだけで復旧できる可能性は低くなる。
何かの拍子に、窓から室内が見えたのか、他住人も、以前から、当室がゴミ部屋になっていることを感知していたよう。
極端な悪臭ではなかったものの、年月の経過とともに異臭は周辺の部屋にまで侵入するようになり、同時に、夜中に天井裏をネズミが走り回るように。
他の部屋にまで実害が及ぶようになってくると、他住人も黙っているわけにはいかなくなる。
結局、アパート管理会社に苦情が寄せられるようになってしまった。
依頼者の部屋がゴミ部屋になっていることは、すぐに露呈。
当然、管理会社は、依頼者に「改善」を指示。
「従わない場合は、スペアキーを使って強制的に入室し、強い手段を講じる」とのこと。
管理会社の強硬な姿勢を受け、依頼者は、当方に、慌てて相談。
スピーディーな対応を求め、大至急の作業完了を要請してきた。
ゴミの質と量を鑑みると、当方にとって、その要請は簡単なことではなかった。
しかし、この状況は、とっくに管理会社や近隣にはバレているので、こちらとしても、何かを取り繕う必要はなし。
他の部屋や他の住人に迷惑をかけなければ、割とおおっぴらにできる作業だったので、依頼者も驚く程のハイスピードで、作業は進行し、無事に終了した。
当初の想定通り、ゴミを撤去した後、その下からは傷んだ内装が出現。
できるかぎりの清掃を試みたものの、結局、建材自体の汚損は戻せず。
ただ、そのままで生活を継続できない程でもなかったため、原状回復工事については、依頼者と管理会社双方で協議。
依頼者は部屋を追い出されるような事態は回避でき、内装修繕については、あらためて、退去時に協議することとなり事なきを得た。
とりあえず、大きな山を越えた依頼者。
強制退去をはじめ、恐れていた多大な賠償も一旦は回避でき、胸をなでおろした。
作業終了時、きれいに片付いた部屋を見渡しながら、「ゴミ部屋をつくる人は、同じことを繰り返す傾向が強いので、気をつけて下さい」「または、もっと早い段階で声をかけてください」と進言。
すると、「はい、わかりました!おぼえておきます!」と、作業に満足してくれた依頼者は笑顔で応えてくれたのだった。
作業場所 | 2DK賃貸アパート |
---|---|
依頼内容 | ゴミの梱包・ご不要物の撤去・害虫駆除・消毒 |
作業時間 | 5時間 |
作業人数 | 4名 |
作業料金 | 199,000円(税抜き) |
目黒区周辺の対応地域
品川区 大田区 世田谷区 渋谷区
ヒューマンケアの事例紹介Example
解体 特殊清掃 ゴミ屋敷清掃 遺品整理 消毒・消臭
ごみ屋敷・ゴミ部屋での孤独死事例まとめ編㉔
住人が孤独死し、ゴミに混ざるようなかたちで遺体が放置された案件。
一方はゴミ屋敷、もう一方はゴミ部屋に近い状態。
腐敗した遺体からは、腐敗体液や脂など、多くの不衛生物が発生する。
そして、それらは、遺体が横たわる床をはじめ、周辺を汚染する。
また、それは、時間経過とともに、まるで、水が流れるような広がりをみせる。
しかも、本件の場合、遺体の周辺には大量のゴミや荷物があり、遺体液はそれらにも付着し、物によっては内部にまで浸透。
ただでさえ不衛生なゴミ屋敷、ゴミ部屋で、遺体汚染が、その不衛生さに輪をかけたような始末で、大量の汚物が発生。
生活ゴミと遺体汚染、双方合わさった汚物は、それぞれ単体で処理するときに比べると、取り扱いに難儀することが多く、相応の手間と労力を要するのである。特殊清掃 消毒・消臭
ゴミ部屋のユニットバス清掃事例まとめ編⑩
日常生活を送るうえで酷く汚れてしまった部屋の特殊清掃を請け負った案件。
この類は、我が社でいう「特別汚損現場」なのだが、生活利用するうえで部屋や設備が汚れていくのは自然なこと。
とりわけ、キッチンシンク・トイレ・風呂などの水周設備は、汚くなりやすい。
だからこそ、「掃除」は、日常生活を送るうえで欠かせない家事。
一般的には、定期的に掃除したり、汚れたら掃除したりするパターンが多いだろう。
しかし、これは、結構、面倒臭かったりする。
専業主婦(主夫)でもないかぎり、そうそう、キチンとやれるものではない。
で、ついつい怠けてしまったり、手を抜いたりしてしまいがちに。
「年末の大掃除」も、一年、掃除を怠けた分の穴埋めの習慣であるのかもしれない。
ただ、あまりに放って置きすぎると、最終的には、自分の手には負えないくらいにまで汚れてしまうこともあり、自分で自分の首を絞めることにもなりかねないのである。解体 内装工事 特殊清掃 遺品整理 消毒・消臭
玄関の特殊清掃と消臭事例まとめ編⑪
住人が賃貸物件の玄関で亡くなり、しばらく放置されてしまった案件。
人生の終わりは、いつ どこで どういうかたちで訪れるかわからない。
相対的な確率で考えると、「老人や傷病の床にある人の方が亡くなりやすい」と言えるのかもしれないけど、それは絶対的なものではない。
言うまでもなく、特に病気もケガもない赤ん坊・幼児・子供・若者だって、常に、命を失う可能性をはらんで生きている。
事実、事件・事故・自然災害・戦乱などで、命を落としている人のニュースは、日々、途絶えることがない。
こういった特段の事情のない、日常生活においても同様。
体調が急変して亡くなった事案では、「昨日まで元気にしていたのに・・・」「さっきまでフツーにしていたのに・・・」といったケースがざらにある。
本件でも、故人は、亡くなる直前まで健常に暮らしていたはずで、実のところ、その死に一番驚いているのは、亡くなった本人なのかもしれない。
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