ヒューマンケアの事例紹介Example
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特殊清掃 消毒・消臭
公営団地における高齢男性の居室整理および原状回復事例67 【横浜市神奈川区 】
居住者は高齢の男性で、単身世帯として長年公営団地に居住していた。
生活は年金を主な収入源とする年金暮らしであり、室内の家財は全体的に少なめであった。
一方、嗜好品としてビールや焼酎などの酒類を日常的に購入していたとみられ、未開封・開封済みを含め相当量のストックが確認された。
ご依頼時点での状況として、死後推定約1週間が経過しており、発見場所は台所であった。
居住者は台所内で倒れていたとみられ、出血および体液が一か所に集中していた。
季節は初夏であり、室内には特有の臭気が発生していたが、建物全体や周辺住戸への影響は限定的であった。
ご遺族は兄にあたる方であったが、故人とは20年以上会っていなかったとのことで、居住状況や生活実態についてはほとんど把握していない状態であった。
遺族自身も年金暮らしであり、経済的な余裕がないことから、「可能な限り費用を抑えたい」という要望が事前に示された。
現地確認の結果、室内は長期間の単身生活を反映し、家具・家電は最低限にとどまっていた。大型家具は少なく、収納内も衣類や日用品が中心で、貴重品や高額な物品は確認されなかった。
作業内容は、主に以下の工程で構成した。
第一に、台所周辺を中心とした汚染箇所の除去作業を実施した。
床面および隣接する壁面については、体液が一か所に集中していたため、汚染範囲を限定的に処理することが可能であった。
必要最小限の範囲に絞り、無駄な作業を省くことで費用の抑制を図った。
第二に、室内全体の簡易的な片付けおよび残置物の分別を行った。
可燃・不燃ごみ、資源物、処理困難物に分け、家財量が少ないことから短時間での対応が可能であった。
第三に、臭気対策として、簡易的な消臭・清掃を実施した。
全面的な施工は行わず、必要最低限の方法を選択している。
酒類については、開封済みのものは内容物を適切に処理し、容器は分別廃棄とし、未開封品についても保管や転用は行わず、すべて処分対象とした。
費用面については、遺族の経済状況を考慮し、作業範囲・工程を調整した見積を提示し、不要なオプション作業や過剰な原状回復は行わず、公営団地の返還要件を満たす最低限の水準を目標とした内容とした。
その結果、遺族からは「想定していたよりも抑えられた金額で助かった」との評価を受けている。
本案件は、家財量が少なく、汚染箇所が限定的であったこと、また事前に遺族の要望が明確であったことから、全体として比較的コンパクトな作業となった。
| 作業場所 | 公営団地 |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃、一次消臭消毒 |
| 作業時間 | 5時間 |
| 作業人数 | 3名 |
| 作業料金 | ― |

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古い木造アパートにおける孤独死事例76 【千葉県市川市 】
築60年以上を経過した木造アパートにおいて、生活保護を受給していた70代男性が居住していた。
推定死亡後約一週間が経過した状態で発見された孤独死であった。
当該物件では、数年前に隣室で孤独死が発生しており、その際にも室内整理および原状回復作業が行われている。
今回は、その隣接する部屋で再び同様の事案が発生した形となる。
構造は老朽化した木造アパートであり、床材は畳敷き、下地には合板および木製の根太が使用されていた。
故人の発見時点で、室内には腐敗が進行した形跡が認められ、体液および脂分が畳表面を越えて床下地まで浸透していた。
畳には広範囲に変色および臭気の付着が確認され、通常の清掃や表面処理では対応が困難な状態であった。
また、長期間締め切られていた影響により、室内全体に強い臭気が滞留していた。









