ヒューマンケアの事例紹介Example
依頼者不在の案件・依頼者了承を得た案件のみ掲載をしています
特殊清掃 消毒・消臭
高級賃貸マンションにおける特殊清掃・消毒作業の事例71 【東京都台東区 】
都心部に立地する高級賃貸マンションにおいて発生した男女間トラブルに伴う負傷事故後の消毒および清掃作業のご依頼である。
事故発生当日の朝は、気温が氷点下まで下がり、路面凍結が確認される非常に寒冷な環境下であった。
現場となったのは、オーナーが直接管理する賃貸住戸の一室であり、入居者同士のトラブルにより刃物が使用され、腹部を刺される事案が発生した。
被害者は幸いにも命に別状はなかったものの、負傷後に室内を移動したことで、床、壁、建具、廊下部分に至るまで血液が広範囲に付着している状態であった。
警察および関係機関による現場確認が完了した後、オーナーより当社へ連絡があり、今後すべてを解体し原状回復工事を行う予定であるが、その前段階として「工事業者が安全に入室できる状態」までの消毒および清掃を実施してほしいとの要望を受けた。
事前に現地確認を行い、汚染範囲の把握および作業工程の検討を実施した。
血液は床材の表面だけでなく、巾木周辺、壁紙の下部、扉枠、収納内部、室内廊下にまで確認され、通常清掃では対応できないレベルであった。
作業当日は感染症対策を徹底した上で作業を開始した。
まずは可視的な血液汚染物の除去を行い、その後、医療施設等でも使用される業務用の消毒剤を用いて、床、壁、建具、設備表面の消毒作業を実施した。
血液が染み込んでいる可能性がある箇所については、表面清掃だけでなく、必要に応じて部分的な剥離・拭き上げを行い、臭気や衛生面の問題が残らないよう配慮した。
また、室内全体に付着していた血痕の位置関係を考慮し、二次汚染が発生しないよう、作業動線や清掃順序を管理した。
清掃および消毒作業完了後は、最終確認として拭き残しや消毒ムラがないかをチェックし、工事業者が安全に作業できる環境が確保されていることを確認した。
今回は原状回復工事を前提とした作業であったため、内装材の美観回復を目的とした補修等は行わず、あくまで「衛生的に問題がなく、心理的負担を感じにくい状態」に整えることを目標とした。
作業終了後、依頼者であるマンションオーナー立会いのもと現場を確認いただいたところ、「想像していた以上にきれいになっていて驚いた」「血痕があったとは思えない状態まで整っている」との評価をいただいた。
工事前の段階として十分な状態であり、予定通り原状回復工事に入れるとのことであった。
本件のように、事件・事故後の室内は、見た目以上に衛生リスクや心理的負担が大きい場合が多い。
解体やリフォームを前提とした場合であっても、適切な消毒・清掃を行うことで、次工程に関わる作業者の安全確保や、オーナー・管理者の精神的負担軽減につながる。
当社では、事件・事故・孤独死等、さまざまな状況に応じた特殊清掃および消毒作業に対応しており、現場の状況や今後の予定に合わせた最適な作業内容を提案している。
| 作業場所 | 高級賃貸マンション |
|---|---|
| 依頼内容 | 特殊清掃 |
| 作業時間 | 5時間 |
| 作業人数 | 1名 |
| 作業料金 | ― |

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ペット臭 特殊清掃 消毒・消臭
ペット飼育と孤独死現場の消毒消臭事例まとめ編④
ペット飼育と孤独死の現場で消毒消臭を請け負った案件。
どちらとも、特段の汚染や異臭はなく、特に問題があるようには感じず。
しかし、世の中に「潔癖症」や「神経質」な人がいれば、その逆の人もいるように、衛生的な感覚については、人それぞれの感性がある。
この類のことは、きわめてデリケートなもので、「正しい」とか「間違っている」とかで判断できるものではない。
気にならない人にとっては気にならないが、気になる人にとっては気になって仕方がないのである。
したがって、「消臭」とか「消毒」といった作業は、依頼者の感性に合わせる必要がある。
とは言え、Before・Afterの違いを、ハッキリと目に見えるかたちで示すことが困難なものでもある。
だからこそ、依頼者の要望を細かく聞くことはもちろん、依頼者が言葉でうまく説明できない部分を汲み取って作業プランに反映させること、及び、丁寧に作業内容を説明し、納得してもらった上で施工することが大切なのである。特殊清掃 消毒・消臭
和式便所 洋式トイレの特殊清掃事例まとめ編㉜
住人がトイレで孤独死し、発見が遅れてしまった案件。
一件は、昨今では見かけることがなくなった、一時代も二時代も前の古い和式便所。
数々の現場を処理し、凄惨な光景には慣れているはずの当方でも驚くくらい深刻な状況。
もう一件は、一般的な洋式トイレ。
目立つ汚染はあったが、それほど深刻な状態ではなし。
一口に「孤独死」と言っても「体調急変による急死」とは限らない。
身体が徐々に衰えていき、意識が徐々に薄れていき、眠るように亡くなる人もいるはず。
ただ、そういった人の多くは、布団やベッドに横たわっているだろう。
しかし、本件のように、トイレで亡くなる事例は、本当に「急死」だったことが伺える。
何の対処もできず逝ってしまったことを考えると、「急なことで気の毒」と同情もできるが、「長患いなく、ポックリ逝けてよかったのかも・・・」と受け止めることもでき、その心境は複雑なものになるのである。








